最高会議前で言語法採択を求める市民による集会が開催

25日、最高会議(国会)建物前にて、「ウクライナ語の国家語としての機能保障」に関する法案採択を求める集会が開催されている。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

集会の運営者は、複数の市民団体であり、法案第5670-dの採択を求めている。

最高会議建物の周りは、国家警察と国家警護隊による警備が強化されている。建物前広場には人が集まり続けており、祈祷式も行われた。集会参加者の中には、「国家軍団党」、「国家部隊」の服装を着た者もおり、自由党(スヴォボーダ)の旗を持つ人々もいる。自由党の人々はテントを1個設置した。

現時点で集会に集まった人は、約1000人。しかし、参加者は徐々に増え続けている。

この集会では、ウクライナのミュージシャンによるコンサートや、法案作成グループによるスピーチが予定されている。情勢は平穏。演説を行う人々は、なぜこの法案が採択されなければならないかを説明している。セルヒー・クヴィート元教育相も演説を行い、今回の投票は始めての試みではないこと、また集会参加者に対し、政党の旗を取り下げ、ウクライナ国旗を掲げるように呼びかけた。

なお、本日、最高会議議場内では、このいわゆる「言語法」の第二読解投票に向けた修正審議が終了。アンドリー・パルビー最高会議議長は、同法案は重要であり、民主的に採択すべきであると強調した。

最高会議は、同法案を2018年10月4日に第一読解で採択している。その後、2月28日に第二読解投票に向けた審議が始まり、計2000以上の修正が審議された。

最高会議は、本日同法案を投票にかける予定。