最高会議の過半数は親欧州勢力であり続けるだろう=パルビー議長

アンドリー・パルビー最高会議(国会)議長は、誰が大統領に就任しようと、最高会議は親欧州勢力が過半数を維持し続けるだろうとの見方を示した。

16日、パルビー議長がテレビ「ZIK」局の番組へのインタビュー時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

議長は、「どんな状況になろうと、誰が大統領に選出されようと、議会は、親ウクライナ・親欧州勢力が過半数を維持し続けるであろうことを、私は疑っていない。国家安全保障や、人文問題、外交方針や国防の問題といった重要な問題に関しては、最高会議がこれまでどおり決定を下していく」と強調した。

同議長はまた、大統領と内閣と議会の権限に関する自身の見方を示した。同議長は、「経済、社会、発展、改革の問題はすべて、議会と政府が扱うべきである。しかし、安全保障と外交の問題は、憲法にのっとり、大統領の専権であるべきであり、特に軍事行為が行われている際は、これらは大統領の手中になければならないと思っている。ウクライナへの侵略が進行する際の、緊急の決定を必要とする(問題を扱う)のは、大統領である」と発言した。

同時に、議長は、最高会議の役割とコントロール機能は強化されるべきだとの考えも示した。同議長は、最高会議は臨時捜査委員会、最高会議改革、各委員会再編の各種法案の採択が必要だと述べた。