米大使館、ロシアに対し、ウクライナ海軍軍人解放を再度呼びかけ

在ウクライナ米国大使館は、ロシアに対して、同国が4か月前にケルチ海峡沖で拘束・だ捕したウクライナ海軍軍人と船舶を速やかに解放・返還するよう改めて呼びかけた。

25日、同大使館のツイッター・アカウントにてメッセージが掲載された。

発表には、「ちょうど4か月前、ウクライナ海軍軍人は、ウクライナの主権と航行の自由の権利を守った。自由、主権、尊厳、これらは尊厳革命(編集注:マイダン革命)を駆り立てた核となる原則であるが、それは陸上同様、海上でも重要なのである」と書かれている。

同大使館はまた、ロシアに対して、拘束されるウクライナ人捕虜の速やかな帰還を呼びかけた。

発表には、「ロシアによるこれら海軍軍人の拘束は、その他の自らの国を防衛した何百というウクライナの英雄の拘束と同様、最低である。私たちは、ロシアに対し、拘束している船員と船舶を速やかに帰還させ、そしてウクライナの主権と領土一体性を尊重することを呼びかける」と書かれている。

本件は、2018年11月25日、クリミア近くのケルチ海峡沖にて、ロシアの国境警備船がウクライナ海軍の船舶を砲撃、だ捕し、船員24名を拘束、うち3名が負傷した事件を指している。