米国は、個別の大統領選候補ではなく、ウクライナ国民を支持している=ヘイル米国務次官、キーウにて

キーウ(キエフ)訪問中のアメリカのデヴィッド・ヘイル国務次官は、アメリカは3月31日のウクライナ大統領選挙において、個別の候補者ではななく、ウクライナ国民を支持すると発言した。

7日、ヘイル国務次官がキーウ市内の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同国務次官は、「近く行われる選挙は、重要である。アメリカ合衆国は、この民主的プロセスにおいてウクライナ国民を支持する。具体的な候補者ではない。この選挙は、ウクライナが民主主義の道を進む上での重要なテストであり、私たちはその成功を目にしたいと思っている」と発言した。

ヘイル国務次官は、ウクライナの政権幹部の他に大統領選候補者とも会談したとし、「私は、複数の主要な大統領選挙候補社と会談する名誉を得た。その中には、ゼレンシキー氏も含まれる。私は、具体的な会話の内容を共有する必要はないと思っている」と指摘するとともに、アメリカが関心があるのは民主主義的選挙プロセスであり、ウクライナ人が自らの結論を出すべきであると発言した。

そして、同国務次官は、選挙後にはアメリカはウクライナとの戦略的関係を建設するために引き続きウクライナ人と協力していくと発言した。

ヘイル国務次官は、3月5日にキーウに到着し、政権幹部と会談し、大統領選挙や汚職対策改革、人権保護について、政府や市民団体の代表と会談している。