クリムキン外相、EUのアゾフ関連対露制裁を歓迎も「より強力な制裁を期待していた」

クリムキン外相は、欧州連合(EU)各国常駐代表委員会がアゾフ海問題に関係する対露制裁を発動させる決定を採択したことを歓迎したが、同時に「より強力な制裁を期待していた」とも指摘した。

6日、同外相が自身のツイッター・アカウントにて発言した。

「EUの制裁、欧州の真の連帯を歓迎する。いつもと同じく、より強力な制裁を期待していた。そのため、私たちは、引き続き欧州とアメリカの友人たち、パートナー達と一緒に作業をしていく」と書き込んだ。

これに先立ち、3月6日、EU常駐代表委員会が8名のロシア国民に対する制裁発動を確定させたことが伝えられていた。この8名は、EUが、ケルチ海峡沖でのウクライナの艦船だ捕と24名のウクライナ海軍軍人の拘束の事件に関与したとみなしている人物であるとのこと。