外務省はメドヴェチューク氏と一切連携していない=クリムキン外相

外務省は、プーチン露大統領と近い関係にある「野党プラットフォーム・生活党」の幹部ヴィクトル・メドヴェチューク氏と一切連携していない。

クリムキン外相が、センサー・ネット通信へのインタビューで発言した。

外相は、「外務省は、メドヴェチュークと連携していない。一切していない。しかし、メドヴェチューク氏の活動の悪影響の観点から、私は、彼の活動を過小評価はしていない。なぜなら、メドヴェチューク氏は、ウクライナで、ロシアがウクライナで実現したいと思っていることを話す、数少ない人物の一人だからである。彼は、(ウクライナの)連邦制化やドンバス自治区(創設)について話しているのである」と発言した。

クリムキン外相は、ウクライナでメドヴェチューク氏がロシアの立場を堂々と主張していることは、ウクライナ国民の団結を促すものだと考えていると述べた。

記者が、戦時下では、メドヴェチュークのような人物をウクライナで活動させないことの方がウクライナ国民の団結にとって効果的ではないかと尋ねると、クリムキン外相は、「あの人物はスパイではない」と答え、「メドヴェチュークは、ロシアの影響面でのエージェントだが、ロシア諜報機関の人物ではない」と指摘した。