EU、ウクライナ海軍軍人拘束に関連し、8名のロシア国民に対する制裁発動で合意

欧州連合(EU)各加盟国代表は、8名のロシア国民に対する追加制裁を発動することで合意した。

20日、ラジオ・スヴォボーダ通信が報じた。

この8名は、2018年11月のケルチ海峡沖でのロシアによるウクライナ海軍軍人の拘束に関与する人物であり、資産凍結とEUへの渡航禁止の措置となるとのこと。

制裁対象となる人物のリストは、数週間以内に公開される。

また、各加盟国代表は、既に科されている制裁対象の163の個人と44の法人に関しても、制裁効力の延長について合意した。同延長は、3月初旬に正式に発効する。

今回の制裁は、2018年11月25日、ロシア連邦の国境警備船が、ケルチ海峡沖にて、ウクライナの艦船3隻に対し激突や砲撃などの攻撃を行い、その後、ロシア特殊任務部隊がこの3隻(ベルジャンシク、ニコポリ、ヤニ・カプ)をだ捕、24名の乗員全員を拘束したことに関係する措置として発動されるもの。