ロシアがウクライナ海軍軍人を解放しなければ、米国とEUは制裁を審議=米国ウクライナ特別代表

ロシアがウクライナ海軍軍人を解放せず、ケルチ海峡の封鎖をやめなければ、アメリカと欧州連合(EU)は対露追加制裁発動の可能性に関して作業を行うことになる。

1月31日、カート・ヴォルカー米国務省ウクライナ問題特別代表が電話記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ヴォルカー特別代表は、「私は、昨年12月にブリュッセルを訪問し、EUと北大西洋条約機構(NATO)の代表者と会談をした。それを踏まえて言えるのだが、ロシアが(編集注:ウクライナ海軍軍人を)解放せず、ケルチ海峡のコントロールを続けている中、アメリカと欧州は、取るべき追加方策について審議している」と強調した。

同特別代表は、アメリカは「2月に通常手続きでクリミア関係制裁のレビューを行う」と指摘した。また、EUに関しては、まだ最終決定は採択していないが「同様に追加制裁を検討している」と伝えた。