マルチューク三者コンタクト・グループ宇代表、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領と会談

ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ドンバス地方情勢を協議する三者コンタクト・グループ(TCG)のウクライナ代表であるイェウヘン・マルチューク元ウクライナ首相と会談した。

29日、ベラルーシの国営ベルタ通信が報じた。

報道には、「アレクサンドル・ルカシェンコ・ベラルーシ大統領は、本日、ドネツィク・ルハンシク両州情勢平和的解決三者コンタクト・グループ・ウクライナ代表のイェウヘン・マルチューク氏と会談した」とある。

また、会談では、ベラルーシ・ウクライナ関係の様々な議題が議論され、貿易・経済協力の拡大にも言及された。

ルカシェンコ大統領は、両国の貿易総額は過去最高額は80億ドルだったが、現在は55億程度まで落ち込んでおり、両国は更なる貿易の拡大を目指すことができると発言した。

報道では、マルチューク代表は、ルカシェンコ大統領にポロシェンコ大統領からのあいさつを伝えたと書かれている。とりわけ、同代表は、「私は、昨日、大統領と面会した。大統領は、ウクライナ・ベラルーシ協力関係の発展速度に満足していることを伝えるよう私に依頼した」と発言した。

また、マルチューク代表がウクライナではルカシェンコ大統領は人気があり、ベラルーシや同大統領に対して良い印象が持たれていることを伝えたと報じられた。

写真:ベルタ通信