ティモシェンコ、ヴィルクル、リョーヴォチキン…市民団体が1月に議会での投票に参加しなかった議員を発表

1月、複数の最高会議(国会)議員が、議会での投票にほとんど参加していない。

21日、市民団体「ウクライナ有権者委員会」が発表した。

発表において、オレクシー・コーシェリ同団体代表は、「通常、1月は、最高会議において最も生産性の低い月である。なぜなら、1月中、政治家は、非公式の休みを取り続けており、最高会議に現れないからである。しかしながら、今年の1月に議員の活動生産性が特に低いのは、選挙期間の開始と関連している。一部の政治家が、選挙区や選挙本部での活動に集中しており、最高会議の本会議を欠席している。概して、ウクライナでは、選挙期間中、議会の機能が実質的に麻痺することが常態化してしまっている」と説明している。

発表によれば、39名の最高会議議員が、今月、一度も投票に参加しておらず、これは第9会期(9月~1月の秋会期)中の最悪の数字であるとのこと(昨年12月は、19名の議員が一度も投票せず。11月は7名、10月は14名、9月は11名)。

また、同団体は、1月に一度も投票しなかった議員を全て列挙している。また、90%以上投票に参加しなかった議員は、81名に上るとし、その中にはユリヤ・ティモシェンコ祖国党党首(投票参加率4%)、ネストル・シュフリチ議員(同6%)、オレクサンドル・ヴィルクル野党ブロック党共同代表(同8%)、セルヒー・リョーヴォチキン(野党プラットフォーム・生活のため参加)(同8%)の名前が挙げられた。

なお、1月には、本会議が5回開催され、投票は98回行われた。パルビー最高会議議長は、第9会期(秋会期)は1月25日に終了し、第10会期(春会期)は2月5日に開始すると発表していた。