ウクライナ、露のウクライナ海軍軍人拘束に関して、欧州人権裁判所に提訴

ウクライナは、ロシアがウクライナ海軍軍人に対する人権侵害に関し、欧州人権裁判所に提訴した。

8日、司法省がフェイスブック上で発表した。

ウクライナ政府は、提訴において、2018年11月25日にケルチ海峡においてロシアがウクライナ船舶を攻撃し、ウクライナ海軍軍人を負傷させた上、拘束、その後、ロシアがウクライナ海軍軍人24名を違法に勾留し続けていることにつき、欧州人権裁判所がロシアの行為をこれら24名に対する人権侵害であると認めることを求めている。

また発表には、ウクライナ政府が、本件が欧州人権条約の2条、3条、5条、6条、38条への違反であるとみなしていることが指摘された。

これまでの報道にあるように、昨年11月25日、ロシア連邦の国境警備船がケルチ海峡を通行しようとしていたウクライナ軍の艦船を攻撃し、24名のウクライナ海軍軍人を拘束していた。