ポーランド外相、国連事務総長ウクライナ問題特使を任命するよう提案

ポーランドのチャプトーヴィチ外相は、国連事務総長ウクライナ問題特使を任命するよう提案している。

同外相が、ドイツのハンデルスブラット紙へのインタビューで述べた。

チャプトーヴィチ外相は、ウクライナ問題に関する発言の中で、「私は、国連事務総長ウクライナ問題特使を任命することを提案している」と述べた。

加えて、同外相は、ウクライナ問題の協議を行うノルマンディー・フォーマット(ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアが参加)には、欧州連合(EU)とアメリカが加わらなければならないと確信しているとし、「ドイツとフランスは、自身が欧州を代表していると考えているかもしれないが、しかし、実は違う。私たちを代表できるのは、欧州の諸機構、現時点では最高代表機関(編集注:EU)だけであり、個別の国は代表できない」と強調した。

なお、ポーランド政府の代表者は、これまでにもノルマンディー・フォーマットの非効率性を繰り返し指摘しており、EUとアメリカの参加を提案してきている。

また、ポーランドは、2018~2019年、国連安保理非常任理事国。