クリミア「ヒズブット・タフリール」裁判:露裁判所が有罪判決

ロシアのロストフ・ナ・ドヌー市北コーカサス軍管区裁判所は、いわゆる「ヒズブット・タフリール裁判」と呼ばれる案件の判決を下した。

24日、弁護士のエミリ・クルベジノフ氏がフェイスブック上で伝えた。

クルベジノフ氏は、「エンヴェル・マムトフは、厳格収容所での17年間の拘禁刑が言い渡された。その他3名(レムジ・メメトフ、ルスラン・アビリタロフ、ゼヴリ・アブセイトフ)は、厳格収容所での9年間の拘禁刑が言い渡された」と伝えた。

これまでの報道では、2016年5月12日、被占領下クリミアのバフチサライ市にて、クリミア・タタール人複数の自宅とカフェ「サラチク」が家宅捜索され、その後、ロシアで過激組織に指定されている「ヒズブット・タフリール(イスラム解放党)」に関与しているとの容疑で、上記4名が拘束された(編集注:類似の容疑で拘束された他のクリミア住民と区別するため、しばしばこの4名は「第一バフチサライ・グループ」と呼ばれる)。その後、この4名(ゼヴリ・アブセイトフ、レムジ・メメトフ、ルステム・アビリタロフ、エンヴェル・マムトフ)は、テロリズムの容疑で逮捕の判決を受けていた。