国連クリミア決議:ウクライナ大使、セルビアの投票行動を批判

オレクサンドル・アレクサンドロヴィチ駐セルビア・ウクライナ大使は、17日の国連総会におけるクリミア決議の投票時に、セルビアが以前にウクライナとの間で交わした合意に反して反対票を投じたことを批判した。

18日、Kurirがセルビアの国営通信Tanjugの報道を伝えた。

アレクサンドロヴィチ・ウクライナ大使は、「ウクライナは、コソボの独立を認めていない。私たちは、コソボはセルビアの主権領土であると述べている。しかし、昨日(17日)、国連総会での、ロシアによるクリミア・アゾフ海の軍事化を非難する決議の投票時、セルビアは、反対票を投じた19か国のうちの一国となった。セルビアは、棄権することができたはずである。なぜなら、ポロシェンコ大統領がベオグラードを訪問した際、首脳間で互いに反対票を投じないという『紳士協定』が結ばれていたからである」と述べた。

大使は、ウクライナが最近コソボの国際刑事警察機構(ICPO)への加盟に反対票を投じたことを喚起し、セルビアの今回の行動は「理解できない」と強調した。