米加2+2会談、ウクライナ支持の共通の立場を表明

アメリカとカナダ両国の外務・国防大臣からなる2+2会合がワシントンで開かれ、その際に、ウクライナ問題についても両国は共通の立場を表明した。

14日、アメリカ国務省における両国外務・国防の4大臣による共同記者会見時に発表された。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

アメリカのポンペイ国務長官は、2国間の課題だけでなくグローバルな問題についても協議したとし、NATO加盟国としての連携やウクライナ情勢への対応について議論したと述べた。その際、同長官は、「とりわけ、アゾフ海における最近のロシアの攻撃、ウクライナ船舶への激突や砲撃に関し、特に懸念している」と強調した。

カナダのフリーランド外相は、カナダもまた情勢の展開を懸念していると述べ、「ロシアとウクライナに関しては、サージャン加国防大臣と私はアゾフ海、ケルチ海峡においてロシアが航行の妨害を行なっていること、とりわけ、11月25日の攻撃とウクライナの船舶3隻の違法だ捕、ウクライナ海軍軍人の拘束を非難した。私たちは、ロシアに対して、この軍人を解放するよう呼びかけている」と発言した。

フリーランド外相は、カナダはウクライナの人々、国際的に認められた国境内での主権と領土一体性を支持していると強調した。

なお、14日、アメリカ国務省において、アメリカからはポンペオ国務長官とマティス国防長官、カナダからはフリーランド外相とサージャン国防相が参加する「2+2」会合が開催された。両国は、二国間関係の優先課題と国際政治について協議していた。