米国で逮捕された露スパイのマリヤ・ブティナ、自らの罪を認める:CNN

今年7月にアメリカで逮捕されたロシア国民マリヤ・ブティナは、必要な登録をせずに、外国のエージェントとして活動していた自らの罪を、13日、裁判所で認めた。

13日、CNNが報じた

報道には、「ロシアのスパイである可能性のあるマリヤ・ブティナは、13日、裁判所で、アメリカにおいて非登録外国人エージェントとしての活動を目的とした秘密工作を行なっていたとの罪を認めた」と書かれている。

また、30歳のブティナは、ロシアの利益のためのロビー活動をするめに、アメリカ共和党の政治サークル、とりわけ国家銃協会に入り込もうとしていたことで、罪が問われていることが指摘されたことが記載されている。

裁判所では、検察が「ブティナは、政権に出入りするアメリカ国民やアメリカ政治に影響力を持つ人物と非公式な関係を築こうとしていた」と述べたとのこと。

その際、ブティナは、ロシアの「幹部のコントロールの下」活動をしていた、その幹部に関係のある人物はアレクサンドル・トルシンであり、2001年から2015年までロシア連邦評議会のメンバーであった人物であると話したとある。

CNNの報道では、ブティナは、最低でも5年間は拘禁される可能性があるとのこと。