ポロシェンコ大統領とメルケル独首相が会談し、ケルチ海峡のロシアの攻撃を協議

ポロシェンコ大統領は、ドイツのメルケル首相と会談し、アゾフ海とケルチ海峡におけるロシアの攻撃について議論した。

13日、ブリュッセルで会談が行われた。大統領府広報室が伝えた。

発表には、「欧州理事会会合を前に、ポロシェンコ大統領は、ドイツのメルケル首相と会談した」とあり、同首相がロシアによるアゾフ海とケルチ海峡の封鎖を解除しようとしていること、また、首相個人がウクライナ海軍軍人解放や地域の航行の自由確保のために努力していることについて、ポロシェンコ大統領から感謝が伝えられたと書かれている。

また、同発表には、「ポロシェンコ大統領は、欧州連合(EU)各国に対し、ロシアのアゾフ海とケルチ海峡での攻撃行為、また、航行の自由の意図的な妨害に対して、『アゾフ制裁パッケージ』を発動することで、然るべく対応するように呼びかけた」と指摘されている。

なお、ポロシェンコ大統領は、12、13日、欧州理事会会合の開かれるブリュッセルを実務訪問している。