パルビー議長、韓国に対してウクライナ国民への査証免除を呼びかけ

アンドリー・パルビー最高会議(国会)議長は、韓国国会議長と議員に対し、ウクライナ国民のために査証免除を適用するよう呼びかけた。

12日、最高会議広報室が伝えた。

発表には、パルビー議長が査証免除の呼びかけの根拠として、既にウクライナから韓国国民に対しては12年間査証免除が発効していることを指摘したとある。加えて、同議長は、ウクライナと欧州連合(EU)の間での査証免除が発効してから1年半経過しているが、EU加盟国からは何の苦情も出ておらず、ウクライナから韓国への違法移民の脅威は全くないと指摘したとのこと。

また、パルビー議長は、経済面について、韓国ビジネスのウクライナ市場への投資を呼びかけ、とりわけ、ウクライナ・韓国間の経済分野協力で最も展望があるのはIT分野と農業分野だと考えていることを伝えた。

同発表によれば、パルビー議長がムン・ヒサン韓国国会議長をウクライナへの公式訪問に招待したとのこと。

また、両議長の会談にて両国議会間相互理解に関する覚書への署名を両議長が行ったことが発表された。

パルビー最高会議議長は、12月10~14日、韓国を公式訪問している。