フロイスマン宇首相、メルケル独首相とアゾフ問題を協議

フロイスマン・ウクライナ首相は、メルケル・ドイツ首相とアゾフ海における情勢について協議した。

29日、フロイスマン首相が、ベルリンにおけるメルケル首相との会談後、記者会見を開いた。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

フロイスマン首相は、「私たちは、アゾフ海情勢について、そして、ロシアから、ウクライナ海軍軍人に対する明白な侵略行為が起きたことについて協議した。また、私たちがこれら軍人を解放するために取るべき方策についても議論した。メルケル首相は、アゾフ海情勢について、現在起きていること、違法な橋の建設や航行の自由の妨害といったロシアが生み出している問題について、あらゆる観点から非常によく把握している」と発言した。

また、同首相は、G20首脳会合において、本件が真剣に協議されることを期待していると述べた。

フロイスマン首相は、「ノルド・ストリーム2」建設問題についても協議したとし、メルケル独首相が同日のウクライナ・ドイツ・ビジネス・フォーラムの冒頭あいさつにて、ウクライナがガス輸送国としてあり続けるべきであると発言したことを指摘した。