ザイベルト独首相府報道官、ロシアのテレビによるウクライナ軍人「自白」の放映を批判

ドイツ政府は、ケルチ海峡近海におけるウクライナ海軍軍人の拘束と、ロシアのテレビにて彼らを放映していることを批判している。

28日、シュテフェン・ザイベルト独首相府報道官がブリーフィング時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ザイベルト報道官は、「私たちは、拘束されたウクライナ国民をロシアのテレビに映し出すという示威行為を批判する。私たちは、ロシアが拘束したウクライナの海軍軍人を解放し、だ捕した船舶を返すのを待っている」と発言した。

また、同報道官は、両国が対話を始め、両国の国境警備の専門家が本件につきていねいな作業をすることは目的にかなったことであるとし、これは、27日に行われた、マース独外相とラヴロフ露外相の間の電話会談でも提案されたと指摘した。