ポロシェンコ大統領とストルテンベルクNATO事務総長、ウクライナ・NATO委員会臨時会合開催で合意

ポロシェンコ大統領とストルテンベルク北大西洋条約機構(NATO)事務総長は、電話会談時に、ウクライナ・NATO委員会臨時会合の開催に合意した。

26日、ツェホルコ大統領報道官がフェイスブックにて報告した。

同報道官は、「ポロシェンコ大統領とストルテンベルク事務総長は、ロシアの侵略によるウクライナ・NATO委員会緊急会合の臨時開催に合意した。両者は、ロシアの予想できない行動の結果として生じている地域の安全に対する脅威につき議論した。また、両者は、ハイレベルでのコンタクトを継続することに合意した」と書き込んだ。

また、発表によれば、ポロシェンコ大統領は、アゾフ海・黒海におけるロシアの対ウクライナ攻撃的行為や、戒厳令発令の可能性を含めたウクライナの対応について報告したとのこと。

ポロシェンコ大統領はまた、ストルテンベルク事務総長に対し、ウクライナの兵と船舶を解放するべく、ロシアに対して国際的な圧力を強化することを呼びかけた。

ストルテンベルク事務総長は、ウクライナの領土一体性と主権への支持を表明するとともに、ロシアに対してアゾフ海・黒海における国際法規範と航海の自由を遵守するよう呼びかけた。