トゥスク欧州理事会委員長、ウクライナのためのEU団結に全力を尽くすと約束

ドナルド・トゥスク欧州理事会委員長は、ペトロ・ポロシェンコ大統領との電話会談の際、ウクライナ支持のため、欧州連合(EU)加盟国の立場を団結させるべく、全力を尽くすと明言した。

26日、大統領府広報室が発表した。

発表には、「トゥスク委員長は、ロシアの侵略との抵抗におけるウクライナの支持と制裁政策の継続について、EU加盟国の立場をまとめるために、あらゆる可能なことを行うと明言した」とある。

ポロシェンコ大統領は、ケルチ海峡周辺海上におけるロシアの対ウクライナの侵略行為につき報告したとのこと。

また、ウクライナの兵と船舶への行為は、ブダペスト覚書をはじめとする、国際法規範にいちじるしく違反していることが指摘された。

トゥスク委員長は、ロシアの攻撃的行動と情勢激化につき懸念を表明するとともに、ウクライナを完全に支持していると述べた。

両者は、ハイレベルでのコンタクトを継続することで合意した。