野党ブロック党幹部2名が同党議会内会派から除名

野党ブロック党のユーリー・ボイコ議員(同党会派共同代表)とセルヒー・リョーヴォチキン議員(同党会派副代表)が、最高会議(国会)内同党会派から除名された。

20日、オレクサンドル・ヴィルクル野党ブロック党会派共同代表が最高会議演壇にて発表した。ウクルインフォルムの記者が報じた。

ヴィルクル共同代表は、「30分前に、『野党ブロック党』会派会合が終了した。その際に、同会派からボイコ・ユーリー・アナトリヨヴィチとリョーヴォチキン・セルヒー・ヴォロディミロヴィチが除名されたことを報告したい」と述べた。

その際、ヴィルクル共同代表は、除名の理由には言及しなかった。

これまでの報道では、11月9日、ボイコ野党ブロック党会派共同代表とラビノーヴィチ生活党党首は、一部の野党ブロック党構成員と生活党との間で、政治勢力「野党プラットフォーム・生活のため」を創設する協定に署名をし、2019年の選挙に統一候補を送ることに同意をしていた。

これに対し、野党ブロック党のヴァディム・ノヴィンシキー議員は、同党はボイコ共同代表にこのような政治協定を締結する権限を与えていないと発表していた。

11月17日、ボイコ議員は、新設の「野党プラットフォーム・生活のため」からの統一候補になることが発表された