ポロシェンコ大統領、マクロン仏大統領とメルケル独首相と会談、国連平和ミッションなど協議

ポロシェンコ・ウクライナ大統領は、マクロン・フランス大統領とメルケル・ドイツ首相と会談した際、国連平和ミッションのウクライナ東部派遣問題とロシアに拘束されるウクライナ国民の解放問題を提起した。

11日、ポロシェンコ大統領が自らのパリ訪問と各国首脳との会談の結果として発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ポロシェンコ大統領は、「私たちは、ドンバス被占領地域への平和ミッション展開というウクライナの提案をいかに進めるかについて、そしてドイツとフランスというノルマンディ・フォーマットのパートナー国からのウクライナ支持について協議した」と発言した。

ポロシェンコ大統領は、「(国連)平和ミッションのみが、ミンスク諸合意の治安項目を保障でき、砲撃を止め、ロシアに義務を履行させることができるのだと強い確信を抱いている」と強調した。

また、同大統領は、マクロン仏大統領とメルケル独首相との会談時、ロシアに違法に拘束される政治囚の解放問題も提起したと述べた。

また、これに先立ち、同日、ツェホルコ・ウクライナ大統領報道官は、ポロシェンコ大統領は、メルケル独首相、マクロン仏大統領とともに、ロシアが被占領地ドンバスで行う偽「選挙」について協議しているとも発言していた。

これまでの報道にあるように、ポロシェンコ大統領は、11月10、11日、フランスを実務訪問している。