ハーン欧州委員、ウクライナの汚職対策状況にコメント

ウクライナは、全ての汚職対策機関の独立した機能を保障し、国家汚職防止問題庁の信頼を回復しなければいけない。

9日、ハーン欧州近隣政策・拡大交渉担当委員が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ハーン欧州委員は、「ウクライナは、全ての汚職対策機関の独立し効率的な機能を保障しなければならない。これら機関が、汚職対策システムの要素なのである。また、国家汚職防止庁に対する信頼を回復するための方策も取らなければならない」と発言した。

また、ハーン欧州委員は、アルテム・シートニク国家汚職対策局(NABU)とも会談したことを伝え、NABUについて「私は、NABUのすばらしい結果を認めたい。NABUは、強い圧力を受けながらも、非常に大きな結果を達成してきた。毎日、数百人の捜査官が、目に見えない重要な仕事を行い、捜査の課題を履行している。私は、彼らに感謝を述べたい。残念ながら、市民は、これを十分には理解していない」と指摘した。

ハーン欧州委員は、ウクライナは反汚職裁判所をすみやかに設立すべきであると考えていると述べ、それは「ウクライナが汚職を撲滅すると、投資家への魅力が高まるのであり、その結果、さらなる職が生まれることになるからである」と発言した。