国連安保理ウクライナ問題公開討論:フランス代表「ウクライナ情勢は解決可能、全てはロシアにかかっている」

ウクライナ東部ドンバス地方の戦争に終止符を打つには、ロシアが現在の行為を止め、ミンスク諸合意の義務を履行することが不可欠である。

30日、フランソワ・デラトレ・フランス国連常駐代表が、国際連合安全保障理事会(国連安保理)におけるウクライナ東部ドンバス被占領地域情勢の公開討論にて発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

デラトレ代表は、「ウクライナ情勢は、解決可能である。全てはロシアにかかっている」と強調しつつ、ロシアがドンバスの分離主義集団に影響力を行使し「ミンスク諸合意の速やかな履行を保証」することが不可欠であると強調した。

また、同代表は、クリミア半島問題も喚起し、ロシアは違法にウクライナ領クリミアを併合したのだと強調した。