クチマ元大統領、三者コンタクト・グループ宇代表を辞任

ウクライナ東部ドンバス地方情勢平和的解決のための三者コンタクト・グループ(編集注:ウクライナ・欧州安全保障協力機構(OSCE)・ロシアの三者からなるグループ)のウクライナ代表を務めているレオニード・クチマ元大統領は、10月2日の会合において、ミンスク・プロセスの同僚達に辞任のあいさつを伝えた。

2日、オリフェル同大統領広報官がフェイスブックで発表した。

オリフェル広報官は、「本日のミンスクにおける作業の終了時、クチマ・ウクライナ代表は、三者コンタクト・グループ(TCG)の同僚達にこれまでの共同作業について感謝を述べた。このような手段で、同代表のTCGにおける作業の総括が行われた」と書き込んだ。

また、オリフェル広報官は、クチマ代表が、ベラルーシ側に対しても、協議プロセスの運営支援について感謝が述べられたことを伝えた。

また、同広報官は、マーティン・サイディックOSCE特別代表から、TCGを代表する形で、クチマ・ウクライナ代表に対して、ミンスク・プロセスへの貢献についての謝意が伝えられ、同プロセスを通じて示された勇敢さとウクライナへの献身的姿勢が指摘されたことを発表した。