ポロシェンコ大統領、海賊版対策の法律に署名

ペトロ・ポロシェンコ・ウクライナ大統領は、海賊版・著作権侵害対策の追加的メカニズム創設を目的とする法律に署名した。

2日、大統領府広報室が発表した。

発表文には、ポロシェンコ大統領が「『音声・動画・コンピューター用ソフトウェア・データベース作品配布に関する法』第5条改正法」に署名したことが説明された。

その上で、同法の目的は音声、動画、コンピューター用ソフトウェア、データベースの作品へのコントロール証付与プロセスの補完であり、プロセスの透明性が向上することで、著作権所有者がコントロール証発給プロセスを管理しやすくなり、違法利用への対抗が迅速化されることが指摘された。そして、この法律の履行により、海賊版・著作権侵害のための追加的メカニズムの創設が促進されると説明された。

以前の報道では、この法律は、9月4日、最高会議(国会)にて議員240名の賛成により採択されていた。同法は、欧州統合法律リストに含まれるものである。