ポロシェンコ宇大統領、エルドアン土大統領と自由貿易、露拘束者、クリミア占領を協議

ポロシェンコ・ウクライナ大統領は、国際連合(国連)総会の枠内で、エルドアン・トルコ大統領と会談した。

ウクライナ大統領府広報室が発表した。

発表によれば、両大統領は、首脳レベルでの政治対話の強化をはじめとし、ウクライナ・トルコ間の戦略パートナーシップ関係をさらに発展させることへの関心を確認したとのこと。その他、ウクライナ・トルコ・ハイレベル戦略評議会とウクライナ・トルコ・アゼルバイジャン三者会合開催の次期会合開催について複数の合意に至ったことが発表された。

加えて、貿易・経済、投資、医療分野のほか、国連での連携における協力をはじめとする二国間の課題が議論されたとのこと。

また、ウクライナ・トルコ自由貿易圏協定締結に向けた準備を終了させることが重要であると強調された。

同発表によれば、トルコからはウクライナ領土一体性の支持、ロシアによるクリミア自治共和国占領不承認という同国の立場に変化がないことが伝えられ、また、クリミア・タタール人の権利を今後も保護していくつもりであることが述べられたと書かれている。

ポロシェンコ大統領は、ロシアが拘束するウクライナ政治囚の解放を促進するよう呼びかけたとのこと。

写真: Twitter