米国、露企業12社に対する制裁発動へ

アメリカ商務省は、制裁対象となる企業リストを拡大した。ロシアの企業12社が含まれる。

26日公表予定の文書にリストが掲載されており、アメリカ連邦官報のサイトにも掲載されている。

同文書には、「今回定められたルールは、14の対象をリストに追加することで、輸出運営規制(EAR)に修正を加えるものである。この14の対象は、国家安全保障あるいは外政上の利益に反する行為を行うものとしてアメリカ政府が定めたものである」と説明されている。

リストには、ベラルーシ、イラン、ロシア、シンガポールの企業が含まれた。

とりわけ、イランのロケット計画に関わり、ベラルーシ、イラン、ロシアで運営されている企業Nilco Groupが加えられている。

ロシアの企業の中には、Vector、Gamma、Syrus Systems、Infoteks(露のサイバー活動に関係した企業)、Divetechnoservices、Oceanos(ロシア海軍への機材提供)、AeroComposit、ORPE Technologiya、Aviadvigatel、Vega、OJC RPC PSI(航空宇宙軍事産業支援)が含まれていることが判明した。