米国ウクライナ問題特別代表、ポロシェンコ大統領に米国クリミア宣言を手渡す

カート・ヴォルカー・アメリカ国務省ウクライナ問題担当特別代表は、ペトロ・ポロシェンコ・ウクライナ大統領とのニューヨークでの会談時、同大統領にマイク・ポンペオ・アメリカ国務長官の署名の入った同国の「クリミア宣言」を手渡した。

会談は、25日、第73回国際連合総会の開催時に行われた。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

両者は、ドンバス地方とクリミアの情勢と、これら問題に関する連携を協議した。会談時には、イリーナ・ヘラシチェンコ・ドンバス問題平和的情勢解決担当大統領全権も同席した。

会談の終わりに、ヴォルカー特別代表は、ポロシェンコ大統領に、本年7月にアメリカ国務省が発表した、同国のクリミアに関する宣言のコピーを手渡した。

ジョージ・ケント元在ウクライナ・アメリカ大使館次席は、以前、フェイスブックにおいて、この文書は「クリミアはウクライナである」ということのアメリカによる承認を象徴する文書であると述べていた。

なお、ポロシェンコ大統領は、25日から開催されている第73回国際連合総会への公式参加のために、ニューヨークを訪問している。