宇大統領、ドンバス国連平和ミッションに関し、露が求めるものを説明

ウクライナは、東部ドンバス地方に、本当の国連平和ミッションを展開させ、全域でこの平和ミッションが戦闘と国境のコントロールをすることを望んでいるが、ロシアはミッションに国際監視団の同行のみを提案している。

ポロシェンコ大統領が、フェイスブックに書き込んだ。

大統領は、「私達は、本当の国連平和ミッションを望んでいます。本当の国連平和ミッションとは、停戦、政治プロセス保障、ドンバス地方での自由な地方選挙実施の前提条件となる、戦闘地域全域への展開が定められるものです」と指摘した。

同時に、ポロシェンコ大統領は、プーチン・ロシア大統領が国連平和ミッションではなく、「国際監視員同行ミッションのようなもの」を提案していることに注意を向けた。

ポロシェンコ大統領は、プーチン大統領にとってはウクライナ領内にロシア軍のプレゼンスを維持することが大事なのであり、ロシアとの国境が開放されたままで、兵力・燃料を供給できるようにしておくことが重要なのだと説明した。

これまでの報道では、ポロシェンコ大統領は、最高会議(国会)の年次教書の中で、国連総会での自身の演説で、ドンバス地方に展開される国連平和ミッションのパラメーター問題について話すと述べていた。