パルビー最高会議議長、大統領就任式の実施時期について発言

アンドリー・パルビー最高会議(国会)議長は、新たに選出されるウクライナ大統領の就任式につき、法律の定める可能な開催時期について説明した。

22日、同議長が最高会議調整会合後の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

議長は、「就任式は、法の定める時期に行われる。就任式開催日は、最高会議が自らの決議で定める。言うまでもなく、この問題は、票の集計が終わり、決選投票の結果が発表されてから、議題となるものである。最高会議は、新大統領との協議にて就任式の日程につき調整をし、通常会合にてこれを定める」と説明した。

同時に議長は、法律により、中央選挙管理委員会が投票日から10日以内に確定した選挙結果発表し、その結果が官報に掲載され、その後、就任式開催のために30日間が与えられると指摘した(編集注:就任式は、公式結果の発表後30日以内に開催されるという意味)。

4月21日、ウクライナでは大統領選挙の決選投票が行われた。中央選挙管理員会が発表した集計99.03%時点の結果では、ヴォロディーミル・ゼレンシキー候補の得票率は、73.22%、ペトロ・ポロシェンコ候補は24.46%となっている。