英国、ウクライナのエネルギー部門復旧に1300万ポンドを拠出

英国は、ウクライナのエネルギーインフラ復旧支援と、ロシアによるエネルギー施設への攻撃によって最も大きな被害を受けたウクライナの人々への支援のため、1300万ポンドを拠出する。

12日、英国政府広報室が公表した

発表には、「英国は、ロシアの爆撃に直面するウクライナのエネルギー部門で不可欠な修復を実施するための新たな支援と、この冬、電力、暖房、水の不足によって最も影響を受ける人々への人道支援の再配分を発表する」と書かれている。

これに加えて、英国は、ロシアの2大石油会社である「ロスネフチ」と「ルクオイル」に対する最近の制裁を踏まえ、ロシアから液化天然ガスを輸送する船舶へのサービスおよび保険提供を企業に禁止する意向を表明した。

発表には、「この措置は、ロシアのLNG輸出を大幅に削減し、世界をリードする英国の海事サービスへのアクセスを直接遮断することになる。この禁止措置は、欧州のパートナーと協力し、2026年を通じて段階的に導入されていく」と書かれている。

クーパー英外相は、ロシアのプーチン氏は、冬の近付く中、ウクライナを暗闇と寒さに陥れようとしていると強調した。その際同氏は、「ウクライナの安全保障は私たちの安全保障であり、だからこそ私たちはここG7会合で、最も緊密なパートナーとして一緒に立ち、ウクライナへの支援を推し進め、今日世界が直面する課題を克服するのだ」と述べた。