日本、ウクライナ国家非常事態庁にクレーン車6台等の支援品引き渡し

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25日、キーウ州にて、日本の国際協力機構(JICA)からウクライナの国家非常事態庁に対して供与される、6台のクレーン車など各種支援品の引き渡し式が行われた。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クルク国家非常事態庁長官は、「日本側、特にJICAは、すでに私たちに多くのリソースを提供してくれている。(中略)私は、日本政府との今後の対話と連携に希望を抱いている」と発言した。

その他クルク氏は、ウクライナ領は多くの地雷が埋められており、爆発物除去には非常に多くの年月が必要だと指摘しつつ、その分野においても、日本からのサポートを期待していると伝えた。

松田駐ウクライナ日本大使は、ウクライナにおけるしっかりとした生活を再建して、避難した人々が戻って来れるようにするには、ウクライナ領の爆発物やがれきの除去が非常に重要だとし、それがウクライナにおける最も重要なプロセスの1つだと指摘した。

また松田氏は、「私たちは、地雷除去に関わる全ての活動を終わらせるには数年どころか数十年かかると理解している。私は、日本はこれから多くの年月ウクライナを支えていくと強調したい。その全ての活動を終わらせるのに必要な限りだ」と発言した。

写真:パウロ・バフムート/ウクルインフォルム

これに先立ち、JICAは11日、キーウ州イルピン市に対して7台の建設機械を引き渡していた