IMF、ウクライナの経済成長率を上方修正

国際通貨基金(IMF)は、ウクライナの2021年国内総生産(GDP)実質成長率を、これまでの予想値3.0%から4.0%に上方修正した。

IMFが2021年4月版「世界経済展望」レポートを公開した

IMFは、レポートにて、ウクライナの2021年GDP成長率を4.0%に修正。昨年10月時点の予想は、3.0%だったため、1.0%上方修正したことになる。また、IMFは、2022年のウクライナのGDP成長率もこれまでの2.7%から3.4%に上方修正している。

また、2020年のGDP成長率も修正されている。昨年10月の予想では、マイナス7.2%だったが、今回の報告ではマイナス4.2%へと「上方修正」された。

なお、3月、世界銀行も、ウクライナの2021年国内総生産(GDP)成長率を3.8%に上方修正している