G7大使、ウクライナのIMFに対する誓約を歓迎

ウクライナに駐在するG7大使たちは、ウクライナのセルヒー・マルチェンコ財務相と会談した際、国際通貨基金(IMF)プログラムのレビュー終了のために必要な複数の方策をウクライナが行うことを誓約していることを歓迎した。

18日、G7大使ウクライナ・サポート・グループがツイッター・アカウントにて伝えた

大使たちは、「マルチェンコ財務相との会談時、G7大使たちは、IMFプログラムのレビュー終了のために、高等司法評議会改革やエネルギー政策改革を含む不可欠な諸方策をとることをウクライナが誓約していることを歓迎した」と伝えた。

大使たちはまた、それらの誓約を履行すること、また土地改革、グリーン経済への移行への財政支出に関する、聞かれている肯定的な計画は、「ウクライナのマクロ経済安定性と発展を支えるものである」と指摘している。

これに先立ち、12日、国際通貨基金(IMF)ミッションがウクライナにおける調査活動を終了した。しかし、ミッションは、次期トランシュのために必要となる、現在適用されているスタンドバイ・プログラムのレビューを行わなかった

その際、リュングマン事務所長は、IMFミッションとウクライナ政府の協議の焦点となったのは、中央銀行のコントロール強化、中期的赤字の縮小を目的とする銀行監査・金融健全化の法的・規制面の根拠の改善、汚職対策・裁判機構の回復・強化に関わる法整備、エネルギー分野の方策であったとし、「プログラムの一回目のレビューを終わらせるためには、さらなる進展が必要だ。議論は続いている」と伝えていた。