最高会議、EUの支援供与関連の覚書と融資合意を批准

最高会議(国会)は25日、ウクライナ・欧州連合(EU)間相互理解覚書と、EUからウクライナへの総額12億ユーロのマクロ財政支援供与に関する融資合意を批准する法案を採択した。

最高会議議員248名が関連法案第0063号を支持した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

今回の採択により、ウクライナは、EUのマクロ財政支援プログラムの枠内で総額12億ユーロの条件の緩やかな融資を受け取ることができる。

今回の批准は、2020年7月23日にブリュッセルにおける融資合意署名後、必要となっていたもの。

また、シュミハリ首相は、自身のテレグラム・チャンネルにて、今回の批准によりウクライナは近々6億ユーロの最初のトランシュを受け取ることが可能となったと書き込んだ

これに先立ち、4月22日、欧州委員会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡散に関連し、ウクライナへ12億ユーロのマクロ財政支援を供与する決定を採択していた。