ウクライナの今年の輸出、前年比12.4%増加:経済発展貿易省

年初から8か月間のウクライナの輸出額は、前年同期比で12.4%増加した。

29日、経済発展貿易省広報室が発表した。

発表には、「2018年1~8月の貿易総額は、前年同期比12.4%(34億ドル)増加の合計309億ドルとなった。これにより、輸出額増加は、20か月連続で続いていることになる」とある。

同時期の主要輸出品目は、農産物・食料品(36.8%)、金属製品(26.4%)、自動車関係製品(11.7%)、鉱物製品(9.2%)。

同時期の地域別の輸出増加の割合は、アメリカ(大陸)(30.4%増)、欧州(18.6%増)、アジア(10.0%増)、CIS(独立国家共同体)(4.4%増)、アフリカ(2.9%増)となった。

貿易額で見ると、欧州連合(EU)が引き続きウクライナの最大規模の貿易パートナーであり、2018年1月~8月のウクライナからEU諸国への貿易の割合は、全体の42.1%を占めた。EU諸国への貿易は18.3%(20億ドル)増加しており、合計130億ドルであった。

EU諸国以外の主要輸出先は、ロシア、トルコ、インド、中国、エジプト、ベラルーシ、アメリカ、モルドバであった。