ボリスピリ空港行き特急電車、11月運行開始。移動時間35分、運賃80フリヴニャ

キーウ(キエフ)市から国際ボリスピリ空港までの特急電車は、11月にも運行を開始する。

25日、ヴォロディーミル・フロイスマン首相が、試運転に立ち会った際にツイッターに書き込んだ。

首相は、「特急電車で、ボリスピリ空港へ向かっています。2月にプロジェクトができ、5月に作業を開始、10月に試運転、11月には運行開始です」と書き込んだ。

同首相は、2018年年初からの9か月間の空港利用者数は、1500万人以上であり、年末までの予想利用者数は2000万人であると指摘し、首都と空港を繋ぐ鉄道網は極めて重要であると強調した。

首相は、「『ボリスピリ』は、国の最大の空港であり、今後は迅速にアクセスできるようになり、渋滞の影響もなく、走行時間35分、80フリヴニャで到達できるようになります」と指摘した。

また、首相とともに、オメリャン・インフラ相とクラウツォウ国鉄ウクルザリズニツャ社総裁代行がこの新しい特急電車の試運転に同行した。

これまでの報道では、10月22日、クラウツォウ国鉄ウクルザリズニツャ社総裁代行が、キーウ・ボリスピリ間新特急電車を紹介していた。この特急は、キーウ市の中央駅と国際ボリスピリ空港を結ぶ予定である。

キーウ~ボリスピリ空港間の鉄道網の建設は12月1日までに完工予定。

建設計画によれば、鉄道網は、キーウ市中央駅「キーウ乗客用駅(パサジールシキー)」から、ヴィドゥビチ駅を通過し、ボリスピリ空港ターミナルDに繋がる予定となっている。