メルツ独首相、アンカラ首脳会談後に「NATOの新しい精神」に言及
ドイツのメルツ首相は8日、アンカラでの今回の北大西洋条約機構(NATO)首脳会談は、同盟国間の新たな結束と、安全保障に対する欧州の責任についての新たな認識を示したと発言した。
メルツ首相がNATO首脳会談終了後の総括記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
メルツ氏は、「個人的な観察を1つ加えたい。トランプ大統領は例外なく会議の全日程に出席し、ずっと会場にとどまっていた。私は、彼がNATOの小国の代表者の話にも注意深く耳を傾け、より小さな加盟国で起きていることさえも非常に注意深く受け止め、大きな共感を持って接していることに改めて注目した。彼は最後の演説で、私個人としてはやや驚いたのだが、とても嬉しくもあるフレーズを口にした。それは『空気の中に愛の感覚がある』というものだ」と発言した。
また同氏は、この雰囲気が首脳会談の主要な成果の1つになったとした上で、「私はさらに正確に表現したい。会場には真の相互の愛着と共同責任の感覚だけでなく、欧州の責任という新たな感覚が支配していた」と発言した。
同氏は加えて、NATO全32加盟国の首脳の演説に注意深く耳を傾けたと述べた上で、「この共通の理解がどれほど明確かつ一義的に表明されたか、私は本当に深く感銘を受けている。どの政治グループや政治ファミリーに属しているかにかかわらず、NATOの根本的な目的と根本的な結束に疑問を呈した者は誰もいなかった」と強調した。
そして同氏は、首脳会談の結果が自身の期待を上回ったと述べ、「私は、特に欧州側から、新たな弾みを目にしている」と発言した。
また同氏は、首脳会談の参加者の約3分の1がドイツの役割に個別と言及したとし、「これは、カナダと共にNATOに新しい精神をもたらそうとする私たちの努力が、正に成功していることを示している」と指摘した。
同氏は加えて、ルッテNATO事務総長の活動を高く評価した。
写真:メルツ独首相(X)