ショルツ独首相、ウクライナへさらに6基の防空システム「パトリオット」供与を他国に呼びかけ
ドイツのショルツ首相は18日、ウクライナはさらに7基の「パトリオット」を必要としており、ドイツがその内1基を供与することを喚起した上で、残り6基が見つかることへの期待を表明した。
ショルツ首相が欧州連合(EU)首脳会議後に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ショルツ氏は、「私たちは、7基必要だと聞いた。その内1基は私たちのものだ。そして、私たちは、北大西洋条約機構(NATO)の文脈で、さらに6基が見つかることを期待している」と発言した。
同氏はまた、ドイツはすでにウクライナに「パトリオット」を2基供与しており、今回3基目を供与することで、ドイツは同分野で最大の貢献をした国となったと強調した上で、他国に同様の貢献を行うよう呼びかけた。
さらに同氏は、ドイツはウクライナに大小様々な防空システム提供という、すでに甚大な努力を行ってきたと発言した。
そして同氏は、「私たちは、ウクライナが私たちの支援、明確なシグナルを必要としていることを知っている。そのため、私たちは現在、十分な武器、弾薬、火砲が届けられるように対応している。特に防空が優先課題だ」と発言した。