ドイツ政府、ショルツ首相によるウクライナへのタウルス供与問題の説明は「然るべき時に行う」

ドイツ政府のホフマン第一副報道官は26日、ショルツ独首相はウクライナへの長射程ミサイル「タウルス」供与に関する自らの決定を「然るべき時に」発表すると発言した。

ホフマン報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ホフマン氏は、「首相は、そのテーマについては、然るべき時に適切な機会に発表する」と発言した上で、(編集注:ドイツやNATOがロシアとの戦争に巻き込まれるのを防ぐなどの)武器提供に際した3つの基準について喚起した。

また同氏は、2月26日のパリにおけるウクライナ支持を議題とする欧州首脳の会議にショルツ独首相が出席することを認めたが、記者たちにその会議がタウルス供与発表の「機会」になる可能性を聞かれても、同氏は回答しなかった。

同氏は、パリでの首脳会議はマクロン仏大統領の招待で開催されるものであり、その際ウクライナの防衛支援が話し合われると伝えた。

そして同氏は、「今日の会合は、ウクライナの人々とロシアのプーチン大統領に対して、欧州の団結と覚悟に関する明確なメッセージを送るさらなる機会を与える」と発言した。