同盟国はウクライナがNATOに加盟することを理解している=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)にいずれ加盟することを同盟国は理解していると発言した。

ベルリンを訪問したゼレンシキー大統領がショルツ独首相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、昨年のビルニュスNATO首脳会議はウクライナにとって強力なものだったと述べつつも、「私たちが(編集注:NATO加盟への)具体的な招待を得たかったというのは理解している。私たちはそれを確かに期待している。私は、ウクライナがNATOに加盟することを確信している。絶対に。私たちが署名している安全の保証には、その多年次支援はNATOへの道にあるウクライナへ提供されていく、とする非常に具体的な表現がある。つまり、同盟国は、私たちがいずれは加盟することを理解しているのだ。そして、思うに、それが最も重要なことだ」と発言した。

同氏はまた、現在、米国では自分の選挙面での挑戦が生じており、今年のワシントンNATO首脳会議の結果について予想するのは難しいと述べた。同氏は、「私たちは、ウクライナを強めるためにあらゆることを行っていく」と発言した。

なお、今年のNATO首脳会議はワシントンにて7月9〜11日に開催される。

サリヴァン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は、同首脳会議の主要な議題の1つはロシアの侵略と戦うウクライナへの支援継続だと発言している。

写真:大統領府