米国防総省幹部、米議会の承認がなくてもウクライナ支援を継続する手段はあると指摘

米国防総省のヒックス副長官は、米政府内にはウクライナへの軍事支援を続ける選択肢はあると発言した。

ヒックス国防副長官がブルームバーグへのインタビュー時に発言した

ヒックス氏は、米国が議会がバイデン政権の最新の提案を承認しなくても、米国にはウクライナへの軍事支援を継続する選択肢があると発言した。

同時に同氏は、国防総省は他の分野に割り当てられた資金の「振り替え」を行うことはまだ検討していないとも発言した。

その際同氏は、現在の議会の状況がどれだけ続くかを理解するまでは「それは私たちが今必要としていることではない」と発言した。

さらに同氏は、現時点では国防総省は、これまでに計上された資金をウクライナのための支出に振り替えることを要求するよりも、2024年度予算案の可決に焦点を合わせていると指摘した。