ゼレンシキー大統領、東部アウジーウカで戦死した軍人を追悼

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ゼレンシキー大統領は30日、ウクライナ東部ドネツィク州を訪問し、アウジーウカ防衛戦で亡くなった統一部隊作戦・反テロ作戦参加軍人の慰霊碑に献花を行なった。

大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー大統領は、「ウクライナの英雄を尊厳を持って追悼することは私たちの義務だ。私は、戦争開始から7年たった今、この場所にそのためのシンボルとなる、アウジーウカをめぐる戦いで亡くなったウクライナ軍軍人と志願兵の追悼碑が作られたことを嬉しく思う。これはイベントやニュースではない。これはノルマなのだ。こうでなければならない。ウクライナの戦士たちが守ろうとした一つ一つの町、一つ一つの村で、同様であるべきだ。彼らは、最も大切なもの、命を捧げたのだ」と発言した。

発表には、アウジーウカ産業地区では、ウクライナを巡っての1000日以上もの激しい戦いが行われたと喚起されており、特に2017年1月29日から2月3日にかけて、第72独立機械化旅団の参加した戦闘が最も激しく、その際親露武装集団を撤退させることに成功したと書かれている。その戦闘では、アンドリー・キジロ大尉が亡くなったという。

同地の慰霊碑は、その後設置されたものであり、2021年になって、同碑は再建されたのだと説明されている。

なお、30日、ゼレンシキー大統領は、ドネツィク州を実務訪問している。同日には、同州にて国家安全保障・国防会議(NSDC)会合の開催が予定されている。

写真:大統領府