ゼレンシキー大統領、国民抵抗法とウクライナ軍増兵法に署名

ゼレンシキー大統領は29日、7月16日に最高会議(国会)にて採択されていた国家抵抗法とウクライナ軍増兵法に署名した。

大統領が「特殊作戦部隊の日」の関連行事の際に署名を行なった。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「特殊作戦部隊の発展における次の極めて重要な段階となるのが、私が議会に緊急法案として提出し、憲法多数(3分の2以上)で採択された二つの法律の履行である。二つの法律とは、国民抵抗の基本法とウクライナ軍増員法である」と発言した。

これに先立ち、7月16日、最高会議は、大統領の提案した法案「国家抵抗の基本」と、同法案採択に関連してウクライナ軍の軍人の数を1万1000人増員する法案を採択していた。これにより、ウクライナ軍所属の軍人数は最大で26万1000人となる。