ゼレンシキー大統領、ウクライナ軍参謀総長など交代

ゼレンシキー大統領は28日、ウクライナ軍の参謀総長、統一部隊司令官を交代、空挺強襲軍司令官を解任した。

大統領府広報室が伝えた

大統領は、セルヒー・コルニーチューク氏を参謀総長職から解任し、新たにセルヒー・シャプタラ氏を同職に任命した。

また、ヴォロディーミル・クラウチェンコ氏を統一部隊司令官から解任し、オレクサンドル・パウリューク氏を同職に任命した。

その他、イェウヘン・モイシューク氏が空挺強襲軍司令官から解任された。

ゼレンシキー大統領は、防衛・安全保障分野の司令官・指揮官全員に対して、軍の近代化のための課題遂行を活性化させなければならないとし、「世界では現在、戦争実施のための軍・機器の急速な変貌が起きている。私たちの軍は、あらゆる条件下での課題の最大限効果的遂行に向けて準備ができていなければならない」と発言した。

加えて大統領は、軍の司令官・指揮官、国防省幹部の交代により、ウクライナ軍の活動がより体型的となることを期待していると伝えた。

なお、これに先立ち、27日、ゼレンシキー大統領はウクライナ軍総司令官を交代し、新たにヴァレリー・ザルジュニー氏を同職に任命している。