ロシア軍、クリミア沿岸近くで英駆逐艦に対し警告射撃・爆撃実施

ロシア軍は23日、被占領下ウクライナ領クリミア沿岸にて英国の駆逐艦HMSディフェンダーに対して、警告射撃・爆撃を行った。

露インターファクス通信がロシア国防省の発表をもとに報じた

ロシア国防省は、「駆逐艦は、ロシア連邦国境を侵害した場合に武器が使用されることについて事前に警告されていた。警告に対して反応はなかった」と伝えたという。

報道によれば、同日12時06分と12時08分、露国境警備巡視船が警告射撃を実施。同12時19分、Su-24Mが駆逐艦ディフェンダーの進路に向けて、誘導ミサイル(4弾)にて警告爆撃を実施したと書かれている。これによりディフェンダーは、「ロシア連邦海域を去った」と発表されたとのこと。

これに先立ち、21日、ウクライナと英国は、オデーサ市の英海軍艦船HMSディフェンダーの船上にて、英国産業コンソーシアム・ウクライナ海軍間の海洋パートナーシップ・プロジェクト実現に関する覚書に署名していた

写真:英海軍