統一部隊、露占領軍による民家への砲撃の被害を公開

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ウクライナ統一部隊は26日、ウクライナ東部にてロシア占領軍がピクジーからヴォージャネに向けて行なった砲撃の重要インフラと民家への被害を発表した。

26日、統一部隊が共同管理調整センター(JCCC)ウクライナ側の情報をもとにフェイスブック・アカウントにて発表した

発表には、「4月24日夜21時ごろ、侵略国傭兵たちは、ヴォルノヴァハ地区ヴォージャネをミンスク諸合意にて禁止されている兵器を使用して砲撃した。砲撃は、アゾフ海沿岸ピクジーの占領者配置地点から行われた。その際、120ミリ口径迫撃砲12弾、82ミリ口径迫撃砲4弾、無反動砲12弾が発射され、結果、重要インフラ施設と民家が破損した」と書かれている。

統一部隊は、幸いなことに民間人の犠牲者は出ていないと伝えた。また、JCCCウクライナ側が砲撃の検証を行なったとあり、破裂跡、砲弾の破片、民家の損壊を確認したと書かれている。JCCCは、これら確認したものは、欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)に口上書の形で送っていることを喚起した。

また、発表には、このような占領者の行為は、地元住民の生命・健康に対して直接的脅威をもたらし、コンタクト・ライン沿いの情勢を不安定化するものだと書かれている。